子ども能・狂言

「子ども能・狂言」 日本の伝統文化の継承

宝生能楽堂、横浜能楽堂などで上演
2005年ふくい国民文化祭出場。愛・地球博出演

0201.jpg 大倉正之助氏(大倉流大鼓方 重要無形文化財総合認定保持者・日本能楽会会員)に、受講者が直接一人ずつ大鼓の稽古をつけてもらうクラス。単に鼓の打ち方だけでなく、礼儀作法、間の取り方、呼吸(いき)をあわせることなど、伝統芸能の奥の深い世界を体験することができます。「鼓を打つ」という単純な動作に真剣に取り組むことで、自分と向き合い、その瞬間に集中するという普段の生活ではできない経験をします。  今年で6年目になるこのクラスは、昨年から「謡」も加わり、さらに今年度は「子どもたちが創る『郷土の能』事業」として、足柄地方に伝わる民話を題材にした創作能の舞台を目指します。

大倉正之助プロフィール

大倉流15世宗家故大倉長十郎の長男。(大倉家は室町時代より650年続く能楽囃子「大鼓・小鼓」の家)当初は小鼓方として父より稽古を受ける。8歳で初舞台を踏みその後、17歳で大鼓に転向。大鼓方としての能舞台の活動はもとより、自身で主催する能公演や、薪能、各種公演の企画制作、国内外のインタージャンルのアーティストとのライブパフォーマンス活動、幼稚園から大学までの教育機関での講演・ワークショップ活動など、大鼓という日本古来からの伝統打楽器を通じて、幅広いジャンルを縦横無尽に横断しながら、伝統文化の伝承と秘めた可能性を追究。世界に向けて日本文化の素晴らしさを発信しているアーティスト、文化プロデューサーである。

大鼓の独奏演奏という新たな分野を確立した大倉正之助は、ダライ・ラマ法王ノーベル平和賞受賞記念公演にて演奏、また千年期最後となる2000年12月、ローマ法皇より招聘されバチカン宮殿内コンサートホールでのクリスマスコンサートにて演奏する等、世界各国の式典やイベントで「大鼓独奏」を披露。至難の技とされる素手打ちにこだわり、人器一体となる大鼓には国内はもとより海外でも高い評価を受けている。